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エイズウイルス(HIV)検査を目的とした献血はご遠慮ください

更新日:2013年11月27日 印刷ページ表示

 いつも献血にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 皆さまに献血いただいた血液は、日本赤十字社が各種ウイルスなどの厳しい検査を実施し、限りなく安全性の高い血液の供給に努めています。

 しかし、ウイルス感染直後の血液には、検査で感染を判別できない期間【ウインドウ・ピリオドと呼ばれます。例えば、エイズウイルス(HIV)の場合、抗体検査では感染から約22日間】があり、現在の科学技術を持ってしても100%の安全性を確保することができません。その期間の血液は厳しい検査をすり抜け、患者さまにウイルスを感染させてしまう恐れがあります。

 献血を実施している日本赤十字社は、1999年(平成11年)より、世界に先駆けてB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、エイズウイルス(HIV)について特に有効な核酸増幅検査(NAT)を導入し、ウインドウ・ピリオドの短縮を目指していますが、完全にゼロにすることはできません。

 ウイルスに感染した血液が検査をすり抜け、医療に使用されますと、患者さまをはじめ患者さまのご家族、医療機関等、多くの方々に深い悲しみと深刻な状況をもたらします。このことを深くご理解いただき、これからも感染症検査を目的とする献血は固くご遠慮いただきますともに、献血前の問診は正しく申告してください。
 なお、献血に伴うエイズウイルス(HIV)に関する検査の結果については、お知らせしていません。

 エイズウイルス(HIV)による感染など性感染症(STI)に関する検査・相談は、次のページをご覧ください。

 エイズ・STI(STD)に関する相談・検査について