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「新しい生活様式」のもとでの障害のある方への配慮について

更新日:2021年11月16日 印刷ページ表示

 新型コロナウイルスの再度の感染拡大を防止するためには、私たち一人ひとりが感染予防に努め、社会全体で感染拡大の防止に取り組むことが重要です。感染拡大を予防するために、厚生労働省から「新しい生活様式」の実践例が示され、その定着にご協力をお願いしているところです。
 しかし、そのことに伴い障害のある方からは、障害特性等により対応が難しいケースがあり、不安や不便を感じているという声があります。
県民、事業者の皆様には、障害のある方が「新しい生活様式」を実践する上で困難に感じていることを御理解いただき、だれもが生き生きと心豊かに日常生活を過ごせるよう配慮をお願いします。

視覚障害のある方への配慮

  • 買い物でレジに並ぶ際、前の方との間隔や床の目印が分からない。
  • 受付等に設置されているアクリル板やビニールにより、書類等の提出が難しい。
  • 施設入口に設置されている、消毒液や検温機器の位置が分からない。

→視覚障害のある方は人との距離がわからず、近づいてしまうことがあります。困っている様子の方には、声をかけるなどの配慮をお願いします。

聴覚障害のある方への配慮

  • マスクで相手の表情や口の動きなどが読み取れず、コミュニケーションが取りづらい。
  • 相談や商品の注文について、電話番号やメールだけではなくFax番号がないと連絡が難しい。

→聴覚障害のある方は、周りの方とのコミュニケーションをとる場合に、相手の口の形や表情を読み取っていますが、マスクの着用で表情等が分かりづらくなっています。必要にに応じてマスクを外したり、筆談等による配慮をお願いします。

その他の障害のある方への配慮

  • お互いの距離が近くないと不安になる。
  • 感覚過敏などにより、マスクの着用が難しい。

→障害の特性や体質によっては、周りの人との適切な距離を確保することが難しかったり、マスクを着用することが難しいことがあります。マスクを着用していないことで感染症対策をしていないとするのではなく、障害の特性が理由となっていることに御理解をお願いします。

ヘルプマークについて

 群馬県では、「群馬県障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例」に定める「障害者が必要な支援を求めやすい社会」を実現するための一助となるよう、ヘルプマークの普及に取り組んでいきます。
 ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。