ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 健康福祉部 > 感染症・がん疾病対策課 > 節電と熱中症

本文

節電と熱中症

更新日:2023年6月23日 印刷ページ表示

節電しながら熱中症を予防しましょう

今年の夏も猛暑が予想されます。
また、電力需給ひっ迫の影響を受け、節電対策として、オフィスや店舗、さらには家庭でもエアコンの設定温度を高めにすることが多くなります。
そこで、例年より熱中症の予防が重要になります。
節電を意識し過ぎて健康を害することがないよう、適切にエアコンを使用しましょう。

節電しながら熱中症を防ぐ、エアコンの使い方のポイント

温度や湿度に注意しましょう

室温の目安を28度にエアコンを使用しましょう。
熱中症は、個人の状況や体調などにもよりますが、一般的に気温30度を超えるあたりから、死亡率が増え始めます。
気温が高くなくても、湿度が高いと、汗が蒸発せず体温が下がりにくいため、熱中症の心配があります。
湿度が高い日は、扇風機で風通しを良くしたり、除湿を行うことが必要です。

参考 熱中症予防情報サイト(環境省)<外部リンク>

エアコンを効率的に使いましょう

室温が外気より高い場合は、エアコンの電源を入れる前に室内換気を行うとよいでしょう。
エアコンの風は上向きがおすすめです。
エアコンの吹き出し口の下に家具を置かないようにしましょう。
フィルターの掃除はこまめに、2週間に1回はお手入れをしましょう。
フィルターにゴミやホコリがつまると、冷房効果が弱まり、電気代の無駄になります。

フィルターを掃除の画像

エアコンを使う部屋に工夫をしましょう

家の中で、エアコンを使う部屋を決めましょう
居間やリビングなどエアコンを使う部屋を家のなかで一つ決めて、そこに家族が集まりましょう。部屋ごとにエアコンを使うよりずっと節電になります。
冷房している部屋のドアや窓はきちんと閉めて、換気をするとき以外の開閉は最小限にしましょう。
熱中症は、輻射熱(日差しの強さ)にも注意が必要です。
窓のカーテンを閉め、直射日光を防ぐことにより、室温の上昇を抑えます。
ただし、室内のカーテンは、窓との間に太陽の熱をためてしまうので、カーテンに加えて、窓の外にすだれやよしずなどを設置すればさらに効果的です。

窓に日よけの画像

エアコンプラス扇風機で冷気の効率利用

エアコンは団扇や扇風機とあわせて使うと体感温度が下がり、涼しく感じられます。
また、扇風機を部屋の上方に向け風を送れば、冷気を部屋全体に行き渡らせることができ、エアコンの節電にもなります。

室外機の対策も必要です

室外機周辺の気温が高いと、熱交換の効率が低下します。室外機の周りに日陰を作ったり、周辺の物をどかし風通し良くしたり、打ち水をするなど周辺の気温を下げると、節電の効果があります。
エアコンの室外機は周りの空気を吸いこんで、吹出すことで熱交換します。吸込み口・吹出し口の近くに障害物があると、冷房効果が弱まります。室外機をカバーなどで覆わないでください。

エアコン以外の冷感グッズで涼しく

氷枕など「冷感グッズ」を上手に使いましょう。
寝苦しい夜は、氷枕や保冷ジェル、冷感シーツや冷感敷きパッドなど、冷感グッズを使用することも効果的です。
冷やしすぎないよう、タオルを重ねて温度の調節をしましょう。
外出する際は、汗をよく吸収し、体にべたつかない風通しがよい白い生地の服など、日中過ごす際の衣服にも注意してみましょう。
最近は、冷感生地の衣服も市販されていますので、活用してみるのも一つの方法です。

こまめな「水分補給」を

常に飲料水をそばに置いて、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分をとるように心がけましょう。
入浴前後や就寝前、起床時にもコップ1杯程度の水分補給をしましょう。
乳幼児やお年寄りには、周囲の人が目配りし、水分をとるよう促しましょう。

こまめな水分補給をの画像

熱中症予防関連ページ