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〔敬老の日長寿者慶祝訪問事業〕

更新日:2020年7月29日 印刷ページ表示

Q うちのおじいちゃんは今年で100歳になりました。何かいいことありますか?〔敬老の日長寿者慶祝訪問事業〕

A 敬老の日(9月第3月曜日)は、多年にわたり社会に尽くしてこられた高齢者の方々を敬愛し、長寿を祝う日として、昭和41年に国民の祝日とされました。
長寿を祝福するため、国では今年度100歳になる(なった)方へ慶祝状と記念品をお贈りしており、また県では県内男女最高齢となった方へ慶祝状をお贈りしています。

9月15日は、敬老の日? 老人の日?

敬老の日は9月の第3月曜日で、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として国民の祝日となっています。
また、老人の日は9月15日で「広く国民が高齢者の福祉について関心と理解を深め得るとともに、高齢者が自ら生活の向上に努める意欲を高める契機となる日」です。

どうして9月15日になったの?

昭和22年(1947年)に兵庫県多可郡野間谷村(現:八千代町)で行なわれてきた敬老行事がきっかけとなり、昭和25年(1950年)、9月15日を「としよりの日」にしようとする敬老・福祉の県民運動が開始されました。
昭和26年(1951年)、中央社会福祉協議会(現:全国社会福祉協議会)が全国運動を提唱。9月15日から21日までの一週間を運動週間として、「老人を敬い慰め、励ますとともに、老人福祉に対する国民理解を促進し、老人自身もまたその立場を自覚し、新しい社会建設に参加する」ことを謳って様々な活動が推進されました。

コラム

「としよりの日」は後に「老人の日」を経て昭和41年(1966年)国民の祝日「敬老の日」へと発展しました。そして、平成13年(2001年)の老人福祉法の改正により、9月15日が「老人の日」、同月21日までの一週間が「老人週間」と定められ、また、「国民の祝日に関する法律」の改正により、「敬老の日」が9月の第3月曜日となりました。
9月15日を「としよりの日」とした理由は、次のとおり推測されています。

  • 第44代元正天皇が、霊亀3(717)年9月に美濃の国多度山(現在の岐阜県養老郡養老町)にある養老の滝の伝説にある美泉を訪ねたことにちなんで、年号を「養老」と改元し、全国の高齢者に下賜品を下したと伝えられています。
  • 古代より一人きりの高齢者等の救護施設である悲田院の建立、大宝律令などの養老事業の史実を参考にして、暑からず寒からず高齢者に最も適した季節である9月を「としよりの日」にふさわしい月として、その中日である15日を「としよりの日」としたとされています。