上毛かるた巡り「て」(2022年3月28日 みなかみ町)





「天下の義人 茂左衛門」
時は江戸。領主による重税に、沼田の村人たちは苦しめられていました。
それを見た杉木茂左衛門は、村人たちを救うために、直訴文を将軍に届けることに成功しました。これによって村人は救われましたが、茂左衛門は妻子と共に磔刑にされました。
その霊を慰め、供養するために建てられたのが、地蔵尊です。
信念を貫き、その命を全うした彼の生き方には、胸を打つ熱いものがあります。ふと、自身の生き方を考えさせられました。
千日堂へ行った際には、巫女さんからお話を伺いました。その方はとても親切に、その歴史を教えてくださり、千日堂、そしてその歩みに対する愛を感じました。
千日堂は、地域の人々の手によって、今日まで受け継がれています。